コロナ禍で病院に通えず
新型コロナが2019年12月に中国で発生してから、日本では2020年1~2月に大型客船フェリーや空港の検疫で見つかるようになり…
4月には緊急事態宣言も出てしまいましたね。
飲食店や接客業の方、何より医療従事者の方々は日々大変だったと思います。
SARSが流行らなかった日本では新型コロナもそんなに影響がないかと思っていましたが、甘かったですね。
まさかこんなに長引くとは…。
旦那さんと話して、新型コロナが日本に入ってきてからは不妊治療はずっとお休みしています。
通院中に自分が新型コロナにかかったら…奇跡的に妊娠できたとしても妊娠中に新型コロナにかかったら…と。
妊娠中に新型コロナにかかった場合、流産してしまうのではないか?出産できたとしても子供に影響はないのだろうか?そんな心配ばかりしていました。
それに加えて不妊治療はストレスも多く、特に柴は病院との相性が悪かった為、なおさら行きたくなくなったのです。
自分がコロナにかかるのか?、かかったらどうなるのか?、誰にも分からないことを考えても答えは出ないので、私たち夫婦はリスク回避の方を選びました。
新型コロナが落ち着くまでだし、そんなにかからないだろう!といろいろ自分を納得させる言い訳を考えました。
結局は新型コロナは全く収まらず、不妊治療は1年近くお休みすることになってしまいました。
不妊治療の1年はとても大きいです。
自分の妊娠の確率は下がってしまうし、子供の先天性疾患の確率は上がってしまいます。
不妊治療をしている方は柴と同じように、この時期とても迷っていたのではないかと思います。
妊娠中の方もそうですね。
とても心配だったと思います。
仕方がないこととはいえ、やるせないですよね。